芦原カラテとは、
劇画「空手バカ一代」の登場人物として知られる故・芦原英幸。“ケンカ十段”の異名を取った伝説的な空手家が単身四国に渡り、1980年9月に極真会館から独立して創設したのが「新国際空手道連盟 芦原会館」です。故・芦原英幸は初代館長として、自らが生み出した実践的かつ誰にでも楽しめる新しい空手を広め、世界中に多くの門弟を持つ組織に育成。現在は初代の長男である芦原英典が遺志を引き継ぎ、芦原カラテのさらなる普及発展のために力を尽くしています。
くらしき東支部でも心身を鍛え上げ、調和の取れた生き方を作り上げていくという、武道のルーツを追求しております。絶え間ないプレッシャーに満ちた世の中で、落ち着きを取り戻し、バランスの取れた精神力を身に付けることができます。武道である芦原カラテは、嵐の真っただ中にいる間でも、その痛みに耐え、集中するためのツールとなります。自己を認識することで、ストレスを感じるような状況でも的確な判断をし、必要なときに自らを守り、人を助ける思いやりの心で行動できるようになります。生涯を通じて人としての魅力、真の強さを身に付けられるよう指導いたします。
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芦原会館 道場訓 / 基本目標
PRINCIPLES / PURPOSE
OF OUR KARATE DOJO
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礼節を忘れない事
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努力精進を怠らない事
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心技の向上を図る事
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チャレンジ精神を持ち続ける事
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常に反省を忘れない事
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より正しい空手の道を全うする事
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より正しく(フォーム・バランス)
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より速く(スピードアップ)
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より力強く(パワーアップ)
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より高く(ハイテクニック)
指導 STAFF / 理念
4th-Dan / Owner & Chief Instructor
甲佐 貴憲 / Kosa Takanori /4段
くらしき東支部の目指す姿とあるべき姿
芦原空手を通じて次のポイントを学び、身につけていきます。
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自身の中へ常に冷静さを求め、しかし常に心は熱く、また常に思いやりの心で仲間へ接し、常に礼節をもって和(輪)を磨きます。
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道場の中、道場の外でも、地道な鍛錬、地道な努力、常に向上心を持ち続け、その結果による強さを身につけます。
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生涯を通じて精進し、空手以外の場でも常に力を発揮できる能力を身につけます。
道場では様々な人と出会い、ともに歩んでいきます。小中高生から大学生、そして社会人、他支部の道場生、帯の色の違いによる先輩と後輩、年齢による先輩と後輩、上下や横のつながりの中で、ともに学びあい互いに教えあい、そして競い合う社会で歩んでいきます。
その中では、礼節をはじめとして、協調性、コミュニケーション力、自己管理能力、自己肯定感、実行力、リーダーシップ、創造性、探求心、共感性、道徳心、倫理観、規範意識、公共性が必要になります。しかし、これらをひとつずつ分解した個の状態で学ぶのではなく、道場稽古の中、空手生活の中、先輩から後輩へ、清掃や履物をそろえるなど整理整頓の場面から、あるいは集団を通じた中で皆で考え、答えを導き出し、全体の中で自然に理解し表現できるように結びつけていきます。
学力やIQのように数値化できない能力、生きていくために必要な能力である「非認知能力」を芦原空手を通じ、頭と体と心で育んでいきます。
空手は個人競技によく例えられますが、決してそうではありません。道場ではたくさんの人との出会いがあり、練習でも相手がいて切磋琢磨しながら伸びていきます。決して一人では強くなることができません。成長スピードは、年齢、性格や個性、仕事の忙しさなどにより様々です。学びや習得に早いも遅いもタイミングもありません。焦らず諦めず気づいたその時点から地道に、生きていくために必要な能力を押し忍びながら身につけていくこと。これが重要です。生涯へ通じたプラスになる空手を目指します。押忍